初めて海外旅行へ行く!となると、パスポートは一番先に用意するべきものです。コロナ禍でパスポートの期限が切れていたりしているかもしれません。確認しましょう。
海外旅行の予約時には、パスポートは必要ありませんが、旅行代理店や航空券を取得した後に必ずパスポート番号の記載が必要になるので、真っ先にパスポートを取得しなければいけません。
パスポートを持っていない方、期限切れ、紛失・盗難・焼失により紛焼失届を提出して新たに申請する方、本籍地・戸籍上の氏名・性別に変更がある方は「新規」、もうすぐ期限が切れる方は「更新」になります。
予約時の名前も十分に注意しましょう。
ホテルや航空券等、パスポートとスペルが違うと飛行機に乗れなかったり、ホテルに泊まれなかったりします。
もし違った場合は、すぐに訂正しましょう。
パスポートの新規取得手続き
必要書類は以下になります。
①一般旅券発給申請書:1通
各都道府県のパスポート申請窓口があります。10年用(レッド)と5年用(ネイビー)で書類が異なりますので、注意しましょう。
②戸籍抄本または戸籍謄本:1通
申請日から6か月以内に発行されたもの。
戸籍抄本・謄本は基本的には本籍地のある市区町村役場に対して申請をし、手続きします。ですので、遠くに本籍がある方は急ぎましょう。郵送でも取り寄せたりできます。各自治体によってはコンビニで取得できる場合もあります。ご自身の本籍地のある市区町村役場に確認しましょう。
③パスポート用の写真:1枚
申請者本人のみが正面、無帽、無背景で写されたもの。6か月以内に撮影したもの。カラーでも白黒でも大丈夫。
4.5×3.5cm。
無効になるとめんどくさいので、パスポート申請するところに必ず写真屋さんがあるのでそこで写してもらうのが一番手っ取り早いです。
④本人確認のための書類:1点、または2点
運転免許証・写真付きのマイナンバーカードは1点で大丈夫ですが、その他(健康保険証など)ですと2点必要なものがあるので、確認が必要です。各自治体のパスポート申請用のホームページや外務省のホームページを参考にしましょう。
外務省:パスポート(旅券)
しつこいようですが、簡単な名前の方は間違えようがないと思いますが、ローマ字のヘボン式がパスポートの基準となりますので、パソコンのローマ字変換で使っているものと違うものがたくさんあります。
必ず確認するようにしてくださいね。
パスポート更新が必要な場合
パスポートをお持ちの方は有効期限をすぐに確認しましょう。
実際に期限が切れていない場合も、その国に入国するために必要な有効期限っていうのがあります。
日本国籍の方は「滞在日数+6か月以上」が必要です。入国する国やご自身の国籍によって様々ですので、必ずチェックして、足りない場合は更新してください。
(中国、タイ、シンガポール、ベトナムなどは有効期限6か月切ると入出国できません)
更新に必要な書類は以下のとおりです。
①一般旅券発給申請書:1通
②パスポート用の写真:1通
③現在お持ちのパスポート:1点
その他、住民票や戸籍抄本とか必要な場合もあったりしますので、外務省や各都道府県のホームページを確認してみてください。
やっておいたほうがいいこと
まず、パスポートのコピーはとっておきましょう。
盗難や紛失などで万が一のこともありますので、パスポートのコピーはとっておいたほうがいいです。
再発行には証明写真も必要なので、こっちも用意しておくとなお安心。
パスポート取得にかかる料金
パスポート取得にかかる手数料は以下のようになります
種類 | 都道府県収入印紙 | 収入印紙 | 合計 |
10年間有効な旅券(20歳以上) | 2,000円 | 14,000円 | 16,000円 |
5年間有効な旅券(12歳以上) | 2,000円 | 9,000円 | 11,000円 |
5年間有効な旅券(12歳未満) | 2,000円 | 4,000円 | 6,000円 |